クエスト発行:メヌキ
ガレマルド X:14.0 Y:29.3
もくじ
概要
キャンプ・ブロークングラスのメヌキは、どこか心配そうな様子だ。
受注
なあ、拙者の出で立ち、
それほど恐ろしげに見えるであろうか?
実はな、見回りをしていた時に、
倉庫の側で現地人らしき青年と出会ったのだが……
保護しようと声をかけたところ、逃げ出してしまったのだ。
聞けば、かの倉庫は、
属州から運ばれてきた穀物が保管されていたそうでな。
おそらく、食べ物に困り、忍び込んだのであろう。
なればこそ、拙者は、かの青年のことが心配だ。
貴殿であれば、あるいは……。
すまぬが、この望遠鏡を使い、
件の倉庫「ホレア・カンピ」を監視してはくれまいか。
かの青年が現れたら、声をかけてやってほしいのだ……!
倉庫「ホレア・カンピ」
青年が木箱を持ち去った。
第IV市街駅のほうへ向かったようだ、追いかけよう。
第IV市街駅
……い、いったい何の用だ!?
なんだ、全部見られてたのか……。
だが、もう放棄された倉庫から何を運び出そうが、
アンタに文句を言われる筋合いはないだろ。
一緒に暮らしている仲間もいるんだ。
だから、異国の軍隊の世話になる気はないね。
この荷物も、少し休めば自分で運べるから放っておいてくれ。
そのメヌキって人にも伝えてくれ。
こっちの心配なんて、してくれなくていいってさ。
報告
時間がかかったようだが、青年は現れたのか?
そうか……。
我らの助けなど、受けたくはないと……。
いかに仲間がいるとはいえ、この状況では心配だが……
こちらの一方的な考えで彼を保護したところで、
良き結果にはつながらない、か……。
何とか彼らに警戒を解いてもらえるよう、
手立てを考えながら、倉庫の周辺の危険を取り除いておこう。
とにかく助かった、例を受け取ってくれ。
ありがとうございます……!
ひとこと
キャンプに合流せず、仲間たちと支え合って
細々と暮らしている帝国の人たちがいることを、伺い知れました。
むりに助けを押しつけるのではなく、
彼らの周囲の危険を排除して、話し合える日を待つという
メヌキさんの姿勢が心に響きました。